こんにちは、フリーランサーのsayakaです。
お金を運用する方法として、外貨預金は魅力的な選択肢の一つです。しかし、多くの人がそのメリットやポイントを知らないことも事実です。
今回の記事では、外貨預金の基本からメリットまでを分かりやすく解説します。外貨預金がなぜ賢い資産運用の切り札とされるのか、どのようなポイントに注意すれば良いのか、詳しく見ていきましょう!
外貨預金とは
外貨預金とは、自国通貨以外の通貨でお金を預けることを指します。これは、銀行や金融機関が提供するサービスの一環であり、米ドル、ユーロ、豪ドルなど、各国の通貨で預金することができます。
外貨預金は、通常、為替レートの変動に影響を受けます。国内預金と比べて金利が高いため、国内預金と比べるとリスクは大きくなります。
外貨預金をする際は、お使いの銀行が振り込みを受け付ける通貨の種類・利息の種類・為替手数料などを確認することが重要です。
外国為替
外国為替は、通貨同士の交換レートやその変動を対象とした金融市場を指します。私たちが海外旅行にいくときはもちろん、アップルやアマゾン等の米国株に投資をするときも外国為替を利用し金銭の授受が行われます。
外国為替市場では、さまざまな国の通貨が取引され、為替相場は需給や経済情勢によって変動します。通貨を交換する時の比率を「為替レート(外国為替相場)」と呼びます。外国為替市場は、個人投資家から大手金融機関までさまざまな参加者が存在し、24時間取引が行われています。
為替の変動要因
為替相場の変動は複雑で、多くの要因に影響されます。主な要因には経済指標、金利水準、政治的な不安定要因、自然災害などが挙げられます。これらの要因が変動することで、通貨の価値が上下することがあります。
現在では、各国の決済で取引される米ドルが各国通貨の価値の基準になっています。米ドルは通貨の異なる国での決済手段や為替相場の基準として用いられます。
円高・円安
通過における相対的価値を指します。円高とは、円の価値が他の通貨に比べて高まっている状態を指し、円安とはその逆です。円高の場合、日本から輸出される商品が他国で高くなり、逆に輸入品が安くなる傾向があります。円安の場合はその逆になります。
例えば、1万円を米ドルに両替するとします。
- 1ドル = 100円 のとき、100ドル
- 1ドル = 80円 のとき、125ドル
- 1ドル = 120円 のとき、83ドル
②のときは、①の時に比べて円高になります。一方、③のときは①に比べて円安になります。一般的に外貨預金等の外貨建資金を取引する時は、円高の時に預けて円安の時に売却すると利益が生じます。
外貨預金のメリット
- 日本円よりも金利が高い
一部の外貨預金は、同額の日本円預金よりも高い金利を提供することがあります。 - 利息を確実に受け取ることができる
株式・投資信託は高いリターンが期待できる一方、確実にリターンを受け取れるとは限りません。それに対し、外貨定期預金は満期時には確実に金利収入が得られます。 - 為替リスクヘッジ
自国通貨以外の通貨で預金することで、自国通貨の価値が下がった場合に備えられます。
外貨預金のデメリット
- ペイオフの対象にならない
円預金の場合には、預金者を保護する制度として「預金保険制度(ペイオフ)」があります。銀行が破綻した場合でも元本1,000万円とその利息分は保護される制度です。しかし、外貨預金はペイオフの対象にならず、銀行が破綻した場合の保護はありません。 - 為替手数料
外貨預金には取引手数料や為替差益などがかかる場合があり、これが収益を圧迫することがあります。 - 為替変動リスク
為替相場の変動により、元本や利息の価値が変動するリスクがあります。円安の場合は予定していたよりも多くの利益を受けられることもありますが、円高の場合は予定していた利益が減るだけではなく、損失が生じることもあります。
まとめ
今回は外貨預金について解説しました。外貨預金は、自国通貨以外の通貨でお金を預ける仕組みであり、為替相場の変動に影響を受ける特徴があります。
為替リスクヘッジや選択の幅が広がるメリットがありますが、同時に為替リスクや手数料などのデメリットも考慮する必要があります。投資家は自身のリスク許容度や目的に合わせ、慎重に外貨預金を検討することが重要です。
次回もお役立ちの情報をお届けしますので、お楽しみに!
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